お客様への感謝とブランドの未来を示す機会に
ショコラ専門店「ベルアメール」の20 周年記念イベントを開催
・20周年イベントに込めた想いと準備の舞台裏
・ブランドらしさを表現したデザインとサービス
・実際の活用シーンとお客様の反応

・20周年イベントに込めた想いと準備の舞台裏
・ブランドらしさを表現したデザインとサービス
・実際の活用シーンとお客様の反応
開催前の課題
お客様への感謝と看板ブランドの 未来を伝える周年企画を検討していたが、具体的なアイディアがなかった
開催の決め手
銀座三越をはじめとする好立地でのイベント開催による「届けたいお客さまに届けられる」 と感じた
開催のプロセス
イベントでの代表商品「パレショコラ」の物販を軸に多彩な企画を法人外商の担当者がフルサポートしてくれた
得られた効果
インバウンドや新規顧客へのアプローチに成功し、ブランドの未来や可能性を感じられるイベントになった
ジェイ・ワークス株式会社では、ショコラや洋菓子の自社ブランドを展開し、
商品の企画から製造販売までを一気通貫で行っています。その中で、当社
を代表する大切なブランドが、2003 年に立ち上げたショコラ専門店「ベル
アメール」です。「日本に合うショコラ」を掲げるベルアメールでは、日本の
気候に適した作り方や保存法を追究してきたほか、日本の四季や行事を
大切にする文化に寄り添い、シーズンごとにバラエティ豊かなショコラを
展開してきました。
季節や行事のイベントごとを大切にしながら商品を手掛けてきたブランド
ということもあり、ベルアメールが2023 年10 月で20 周年を迎えるに
あたって、周年イベントを実施できないかと漠然と考えていました。当初、
目的として考えていたことは大きく二つありました。
一つは、これまでベルアメールをご愛顧くださったお客様に感謝を届ける機会にすること。そしてもう一つが、ベルアメールの未来やこれからの可能性をお客様に示していく機会にすることです。しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、本格的に考え始めたのは2022 年の春から夏頃の時期でした。その上、当時はまだ周年イベントをどのような形で、どのくらいの規模でやるのかなどは決まっておらず、具体的なアイデアもありませんでした。そうした状況で、三越伊勢丹グループ法人外商をはじめ、いくつかの会社にご相談をさせていただきました。
三越伊勢丹法人外商グループから最初に提案いただいたのは、三越伊勢丹の店舗を使ったキャラバン的なイベント企画でした。依頼の決め手になったのは、イベントを訪れる具体的なお客様像が見えたところです。
ベルアメールは三越伊勢丹グループにも10 店舗構えており、日頃から幅広い年代のお客様にお越しいただいています。今回は、そうしたお客様に感謝を伝えることが一つの大きな目的だったので、店舗でイベントを行うことで、私たちがアクセスしたいお客様にきちんと届けられると思いました。また「ベルアメールらしい20 周年の祝い方」として、手作り感やアナログ感も大切にしたいと考えていました。
例えば、一つ一つ手づくりしているショコラをお客様に手に取って見てもらったり、お客様と直接コミュニケーションを取ったり……。これらも店舗でのイベントなら実現できると考えました。
イベントでの販促物やコラボレーション企画などを総合パッケージで提案いただいたところも魅力的なポイントでした。ベルアメールに限った話ではないですが、会社やブランドが全社的に何かに取り組む時には、関わる人たちが同じ方向を向いていることが重要です。
今回のようなイベントで、販促物やウェブサイトの制作などをそれぞれ別のプロフェッショナルにお願いすることも選択肢の一つだと思います。
しかし総合パッケージ、いわゆる「ワンストップ」で依頼することで、イベント関係者の目線や温度感をよりしっかり合わせながら実現まで進められるところは大きなメリットだと感じました。
イベントの準備が本格的にスタートしたのは2022 年の秋頃です。当初から
ベルアメールを代表する商品「パレショコラ」を軸にしたイベントにしたいという
アイデアがあり、まずは企画を絞り込むところから始めました。パレショコラは種類
が豊富で、見た目の可愛らしさや華やかさが大きな魅力です。しかしそれだけでなく、トッピングの素材に合わせてチョコレートの配合を変えるなど、細部までこだわり抜いて作っています。法人外商の担当者は、こうした私たちのこだわりや大切にしていることをよく理解し、パレショコラの魅力を表現する方法を多様なアプローチで提案してくださいました。例えば、銀座三越のバイヤーがパレショコラと相性の良いコーヒーやワインをセレクトし、マリアージュを楽しめるペアリングセットを販売する企画などを提案いただきました。このようにパレショコラの新しい味わい方や楽しみ方を伝える方法を一緒に考えてもらえたのは、ありがたいことでした。
そのほか、パレショコラをモチーフにしたミラーやピンズなどのノベルティ制作、イラストレーター・大橋美由紀さんとのコラボレーション企画なども提案いただき、準備を進めました。また今回のイベントを機に店舗の制服も一新することになり、法人外商経由で依頼しました。
企画が固まった後は、イベントの実施店舗を絞り込み、期間を決めたり場所を押さえたりしていただきました。銀座三越1 階の催事スペースでもイベントをする ことになったのですが、これはベルアメールとしても三越伊勢丹としても前代未聞のチャレンジでした。というのも、普段はラグジュアリーブランドの催事が多い場所で、食品のブランドがイベントをするのは初めてだったためです。世界中のお客様が立ち寄る銀座三越の“一等地”ともいえる場所でやらせていただくとなると、三越伊勢丹の中でもさまざまな調整業務が必要だったと思います。その辺りの交渉を法人外商の担当者にすべてお任せできたのは助かりました。
今回のイベントの目的は、お客様に感謝を伝えることとベルアメールの未来や新たな可能性を示すことでした。そのため正直なところ、売り上げや来場者数の絶対的な目標値は設定していませんでした。ただ、銀座三越のイベントには想像以上に多くのお客様が来てくださり、特にインバウンドのお客様は全体の3 ~ 4 割ほどを占めていたと思います。「私の国でも販売できないか」とお声がけくださった方もいて、海外の方に熱量高く興味を持っていただけたのは嬉しい驚きでした。また銀座三越では特に、普段は洋服やコスメを見に来るようなお客様にも立ち寄っていただきました。食品売り場から1 階の催事スペースへと売り場が変わるだけで客層が大きく変わることを実感しましたし、パレショコラをキラキラした表情で初めて手に取るお客様を目にして、私たちも初心に帰ることができました。これまでとは異なる層のお客様に知っていただく機会になったと思います。
一方、店頭でパレショコラにまつわる思い出を聞かせてくださるお客様もいて、長年ベルアメールを愛してくださるお客様に直接感謝を伝えることもできました。具体的な売り上げで言えば、三越銀座ではパレショコラ単体で1 日約3000 枚、箱売りのものも含めると約4000 〜 5000 枚の販売数となり、途中で商品が足りなくなるほどでした。今回、銀座三越1 階のようなラグジュアリーで高価な商品を多く取り扱っている場所で、1 枚300 円ほどの商品を販売したのはチャレンジングなことでした。しかし多くの方に手に取って喜んでもらえて、ベルアメールのブランドとしての可能性を大いに感じることができました。単なる話題づくりではなく、ブランドのためになるイベントが実現できたと思います。今後もお客様に喜んでもらえるショコラを作りながら、商品のジャンルや販売場所などさまざまな垣根を超えた取り組みに挑戦していきたいです。
銀座三越 1 F ザ・ステージ
銀座三越 1 F ザ・ステージ
地下柱巻 シ ー ト 広 告
伊勢丹新宿店 B 1 F フードステージ
新宿 東京メトロコンコースビジョン
(新宿三丁目~新宿への地下通路)
新宿通り沿い 新宿アルタビジョン
(三井柱巻き3面)
伊勢丹立川店 2 F ザ・ステージ
伊勢丹立川店 2 F ザ・ステージ
伊勢丹立川ビジョン
ジェイアール京都伊勢丹2F
正面玄関横特設スペース
ジェイアール京都伊勢丹 3F
エスカレーター横スペース
ジェイアール京都伊勢丹 3F &4F
吹き抜け空間内円柱
2 0 t h A n i v e r s a r y ビジュアルの作成( 大橋美由紀さん描き下ろし)
特設Web サイト 推しパレショコラ総選挙
イラストレーター 大橋美由紀さんが描き下ろした
パッケージ缶の限定パレショコラの販売
パレショコラピンバッチ トイカプセルを設置
お買い上げ特典ノベルティアクリルスライドミラー
フォトブースを設置
( 銀座三越、伊勢丹立川店)
ベルアメールのブランド20 周年ということで、グループ4店舗でのイベント企画をご提案させていただきました。法人外商が HUBとなり企画全体を進行し、店舗連携、イベントブース、媒体出稿まですべて手配させていただたので労力はかなりのものではありましたが、 会期中に銀座三越の1階で連日人だかりが出来るほどのイベントが開催できたことはとても感慨深く思いました。今後もお客さまのブランド価値向上に繋がるよう向き合っていきたいと思います。
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