全社員の交流の場となるように
創立60周年記念式典を開催

鉄からアルミ、小径から大径、丸管から異形管など、さまざまな素材、サイズ、形状に完全オーダーメイドで対応する総合引抜業。

自動車メーカーを中心に、月間1,000種類以上のハイクオリティな製品を提供し続けています。

旭鋼管工業株式会社は引抜鋼管製造販売業として、主に自動車メーカーからの受注でパイプなどを製造しています。

製品はメーカーが希望するサイズ、仕様で製造していますのですべてが特注品です。埼玉県の草加市に本社を構え、旭鋼管グループとして支社や関連会社は東北、中部、九州、さらには海外にまで拡がっています。

そうして拠点が全国展開になるとともにグループ間でのコミュニケーションが希薄になり、社員同士が顔を合わせ、会話を交わす機会も減っているように感じていました。

そこで創立60周年記念を迎えるにあたり社員への労い、社員を支えてくれているご家族への感謝の気持ち、旭鋼管グループに携わるすべての方たちの親睦を深める式典を開催したいと思い、相談したのが日頃からお付き合いのある三越伊勢丹法人外商でした。

旭鋼管工業としては創立記念の式典は初めてではなく、50周年の際にも開催していたので段取りなどはある程度は把握していたこともあり当初は自社で準備を進めることも検討していました。

ですが自分たちが理想とするような式典を開催できるか不安もありました。

三越伊勢丹に話を聞いてもらおうと思った大きな理由は衣食住を中心にあらゆる商品、サービスを取り扱う百貨店としての「総合力」です。

特に東北、中部、九州の全社員に参加してほしかったのでチケット手配などをお任せできる三越伊勢丹ニッコウトラベルの存在は魅力的でした。

創立記念といっても堅苦しいものではなく社員をはじめご家族、小さなお子様まで、参加者全員が楽しめる式典にしたいという思いを持っていたので世代、性別を問わずあらゆるニーズに応えている三越伊勢丹ならそのような依頼にも無理なく対応してもらえるのではという期待がありました。

旭鋼管工業が直接やり取りをしたのは三越伊勢丹法人外商グループの担当者でしたが、式典を盛り上げるイベントなどについては三越伊勢丹のグループ会社の協力がありました。

旭鋼管工業や地方の関連会社の事業内容を紹介するムービーもそのひとつで、映像制作を担当したのはグループ会社のスタジオアルタでした。

会場を盛り上げるためにと人気タレントを提案してくれたのもスタジオアルタです。

ニッコウトラベルは往復のチケット手配はもちろん宿泊施設も確保してくれましたし、地方の社員のために東京観光も企画してくれました。

それらのコンテンツは自分たちだけでは思いつかないものばかりで、思いついたとしても実現できなかったことも多かったはずです。

社員には外国人も多いので食事についてもリクエストをしましたがしっかりと対応してもらい、百貨店のクオリティを感じさせるメニューばかりでした。

コトからモノまで「三越伊勢丹の総合力」をフルに発揮していただき、すべての提案に満足できました。

創立60周年記念式典の開催は2025年の2月で、その準備のための三越伊勢丹法人外商グループとの打ち合わせは8カ月前からスタートしました。

私自身が三越伊勢丹グループの全貌を把握していたわけではありませんが、顧客のあらゆる要望に応えるための会社がグループインしていることに驚きました。

それぞれの会社が強みや特徴を活かしてくれましたがスタジオアルタ、ニッコウトラベル、エムアイフードスタイルなど、式典に関わる会社が増えていくからといって打ち合わせが複雑になるということは皆無で、常にスムーズにスケジュール通りに進行していった印象です。

それも三越伊勢丹法人外商グループのプロデュース力のおかげだと思います。

三越伊勢丹には旭鋼管工業が持っていない知識、経験がありますから打ち合わせをするたびに式典の内容が順調に固まっていきました。

私としても大きな信頼を寄せていますし、納得できる、満足できる提案ばかりなので安心してお任せすることができました。

私は「どういう式典であれば全社員が喜んでくれるか」とそれだけを真剣に考えていましたが、三越伊勢丹法人外商グループはその想いを汲み取って、式典の本番に向けて常に並走してくれました。

創立60周年記念式典は「全社員のため」、その一言に尽きますが実際に式典に参加した社員からの声は社長である私にとってはうれしいものばかりでした。

会場にはバルーンアーティストも呼びましたが小さなお子様が喜んでいる姿を見るだけでこちらも楽しい気持ちになれました。

エンターテインメントのコンテンツに関しては自分たちもアイデアを出したのですが、それらに対してもメリットと同時にお子様の安全面でのデメリットを挙げて、その上で代案を用意してくれました。

そのような細やかな配慮は本当にありがたかったです。

景品や記念品も好評でしたがお酒から生鮮、お菓子、家電、食器、筆記具まであらゆるジャンルから選ぶことができたのも百貨店だからこそです。

記念品に関して私個人を担当してくださっている外商スタッフの方からもアドバイスをいただき、法人外商グループと個人外商の連携というのも実はありました。

百貨店業界も取り扱う商品やサービスを縮小する傾向にありますが、三越伊勢丹は私たちがイメージする「総合デパート」の看板を掲げ続ける数少ない存在です。

そこが一番頼もしいです。

今回の記念式典を通じて「ここまでやってもらえる」ということが確認できたので「これはお願いしても難しいかもしれない」と決めつけずに、何かあれば三越伊勢丹法人外商グループに相談しようという思いが生まれました。

創立70周年記念の式典も開催を考えていますので、その際にはまたお任せしたいです。

三越伊勢丹 法人外商グループ

スタジオアルタ

日頃の旭鋼管工業様への営業活動の中で、創立60周年パーティーのご相談をいただきました。

グループの広告エージェンシーであるスタジオアルタと共にご要望を伺い、社長の熱い思いを受け、ご要望以外にもお役に立てることがあるのでは？と思い、三越伊勢丹グループリソースを活用しパッケージでのご提案を行いました。

旭鋼管グループ様にとって感動的な体験につなげられるよう打合せを重ね、三越伊勢丹グループの総力をあげて、一つ一つ具現化し、“エンゲージメント向上”と“旭鋼管グループの一体感醸成”に寄与いたしました。

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