企業が記念品を贈る際に考えるべきこと3選!よくある失敗例とその対策

企業の周年記念や創立記念などの節目において、関係者へ感謝の気持ちを伝える記念品は、企業のブランド価値や姿勢を届ける大切な手段として注目されています。
とはいえ、「どのような記念品を選べばよいのか」「贈る相手やタイミングに合っているか」「社内の負担が増えないか」など、実際に準備する際にはさまざまな悩みや課題がつきものです。
この記事では、企業における記念品の役割や選び方のポイント、よくある失敗とその対策をご紹介します。
なぜ企業に「記念品」が必要なのか
贈る側の想いを伝える手段として注目されているのが「記念品」です。ここでは、企業に記念品が必要な理由について解説します。
記念品は“感謝”と“ブランド”を形にするもの
記念品は、企業が築いてきた歴史や信頼、そして支えてくれた人々への感謝の気持ちを形にして伝える、重要なコミュニケーションアイテムです。贈ることで終わるのではなく、そこに込められた想いが、企業と顧客・社員・取引先との関係性をより深めていくことにつながります。
周年という重要な節目にこそ、記念品を
企業の周年という節目は、これまでの歩みを振り返り、次のステージへと進む大切なタイミングです。企業がこれまで大切にしてきた価値観や歩んできた歴史を、社員や関係者と共有するための手段として記念品は大切な役割を持ちます。
取引先や顧客といった外部パートナーに対しては、長年の信頼関係にあらためて感謝を示し、これからの関係をより強固にするためのコミュニケーションの機会となります。
記念品を選ぶ前に考えるべき3つのこと
記念品の効果を引き出すためには、やみくもに選ぶのではなく、以下の3つの視点から慎重に検討しましょう。
誰に渡すのか(社内・社外)
社員に贈る記念品は、日々の貢献に対する感謝を伝えるとともに、企業への共感や誇り、帰属意識を高めることが目的です。「自分はこの会社の一員である」と感じられるような記念品が効果的です。
一方、社外の相手に贈る場合は、信頼関係の再確認や今後も続く関係性への期待を丁寧に伝えることが求められます。
どんな場面で使うのか
記念品を選ぶ際は、お渡しした後にどのような場面で使用されるのかを明確にしておくことが大切です。例えば、日常的に使用されるタンブラーやボトルを贈ると、使用するたびに思い出し、印象に残りやすくなります。
また、記念品は贈呈用のアイテムであると同時に、式典やイベントの演出に活かすことも可能です。例えば、社員総会や記念式典の中に記念品配布の流れを組み込むことで、より記念品の特別感を演出でき、場の雰囲気も盛り上げることができます。
企業らしさを反映できるか
記念品は、企業らしさを自然に伝える役割も担っています。例えば、企業ロゴやスローガン、ブランドカラーなどをさりげなく取り入れることで、受け取った人の記憶にも残りやすくなります。
また、直接的ではなくても、企業が大切にしている価値観やメッセージが感じられるデザインを選ぶことで、企業らしさを演出することができます。
企業らしさのある記念品は、信頼や共感のきっかけにもつながります。
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企業向けの記念品を選ぶ際のポイント
企業向けの記念品は、選び方にも配慮が必要です。ここでは、記念品を選ぶ際のポイントを2つご紹介します。
「使える」よりも「語れる」ものが印象に残る
記念品は「語れるかどうか」が重要です。贈った記念品が会話のきっかけになったり、相手の記憶に残るストーリーとして語られたりすることで、企業の存在や想いがより伝わります。
例えば、企業の歴史や価値観にまつわるエピソードが込められたギフトは話題になりやすく、社員や取引先の間でも自然と共有されやすくなります。
全社員・全取引先に配るなら「設計力」が必要になる
記念品を全社員や全取引先に配布する場合、同じものを一律に手配するのではなく、「誰に」「何を」「いつ渡すか」といった設計が重要です。配布先ごとの予算や数量、納期などをあらかじめ計画しておくことで、スムーズな進行と無駄のない対応が可能になります。
例えば、社内と社外で贈る品を変えるとそれぞれに合った伝え方ができ、より丁寧な印象を与えることができるでしょう。
記念品づくりのよくある失敗とその対策
記念品を準備する際に、「納期が間に合わない」「誰にも響かない無難な品になってしまう」「ECで手配したが手間が増えてしまう」といった失敗が起こることも珍しくありません。ここでは、記念品づくりでよくある失敗とその対策をご紹介します。
納期が間に合わない
式典や配布日が決まっている場合、納品の遅れはそのまま信頼の損失につながりかねません。だからこそ、配布日から逆算した調達スケジュールの設計が大切です。
弊社サービスである、三越伊勢丹 法人外商グループのサービスを活用することで、スケジュールの作成から管理・進行のサポートも含めて対応が可能です。贈り分けの内容や数量の調整などにも柔軟に対応し、準備を進められます。
誰にも響かない無難な品になってしまう
いわゆる前年踏襲型の記念品は、贈る相手の印象に残りにくく企業の想いや個性が伝わりづらくなります。
三越伊勢丹 法人外商グループのサービスであれば、贈る相手や目的はもちろん、企業のブランドイメージや伝えたい文脈まで踏まえた提案が可能です。さらに、包装やメッセージカードのセットといった細やかな部分から、イベントやパーティーなどの企画まで、トータルにサポートできます。
ECで手配したが手間が増えてしまう
コストや手軽さを重視してECで記念品を手配したものの、包装や名入れ、拠点ごとの分納といった細かな対応が社内の負担になるケースもあります。工数を抑えるには、ワンストップで対応できる体制があるかどうかが重要です。
三越伊勢丹 法人外商グループのサービスであれば、一括納品はもちろん、拠点別の分納やスケジュールに合わせた配送など、柔軟な物流設計が可能です。業務負担を抑えながら、適切な記念品準備を実現できます。
まとめ
記念品は単なる贈り物ではなく、企業の想いや姿勢を伝える大切なコミュニケーション手段です。だからこそ、目的や相手に応じた丁寧な設計と準備が求められます。
『三越伊勢丹 法人外商グループ』では、企業向けに記念品・贈答品の提案から納品までをワンストップでサポートするソリューションを提供しています。創立記念や周年行事、式典・表彰・季節のご挨拶など、さまざまなシーンにふさわしいギフトを、企業のブランドや目的に合わせてご提案いたします。
贈り分け設計や包装・メッセージカード対応、各拠点への分納といった対応も可能です。記念品準備の負担を軽減し、贈る相手に想いを届けたい企業さまは、ぜひ一度ご相談ください。
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